作図ツールではありません

サンキーダイアグラムはどれも似て見えます。実際に差がつくのは、 始める前にデータがどんな状態でなければならないかです。 作図ツールは矢印ごとに確定した、互いに整合する数字を求めます。フロー分析ツールは 逆の端から入り、各ノードを方程式として扱い、測っていない部分を計算します。

一、データ調整

データは出所がばらばらで、一度目から整合することはまずありません。調整の計算は、 各ノードを一つの等式として、各比率と各不確かさを制約として扱い、整合する値の組の うち観測データに最も近いものを探します。

具体的には、値の一部だけで始められるということです。私たちの研究では、数百の流れを 持つモデルに対して実測値は数十ということも珍しくありません。すべてが揃うのを待つ 必要がないのです。代償は明示されます。情報が足りないところでは結果が区間になり、 系の制約が弱いほど区間は広くなります。作図ツールにこの選択肢はありません。 数字が一つ足りなければ、矢印が一本描けないだけです。

二、階層ノード

四十ほどのノードを超えると、図はスパゲッティの皿になります。対処はデータを削ることでは なく、まとめること。枝を畳んでおき、必要なときだけ広げます。同じモデルに二つの読み方—— 意思決定者向けの全体像と、技術者向けの詳細——を持たせられ、二つのファイルを維持する 必要がありません。

三、タグと複数の数値の組

一つの図が複数の数値の組を持てます。年、シナリオ、地域。タグを切り替えれば図が描き直され、 構造はそのままです。比較が直接できるようになり、書き出した画像を並べて見比べる必要が なくなります。

その先:公開

仕上げた図はインタラクティブなページとして公開し、自社のサイトに埋め込めます。 読み手はホバーで値を見て、グループを広げ、年を切り替えられます。 事例集(英語)の研究は、まさにこの形で公開されています。

エディタは無料、アカウント不要です。データ調整は有料版の機能です(料金)。